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番外編 相似と無限級数の応用問題 [ネコ騙し数学]

番外編 相似と無限級数の応用問題


いきなり、問題!!


問題 図のように、∠C=90°BC=2CA=1の直角三角形に内接する正方形の辺の長さaを求めよ。


kimagure01.jpg

【解】


kimagure-02.jpg

Bは共通。また、∠BC₁A₁=90°

△ABC∽△A₁BC₁

よって、
  

(解答終わり)

このことから、△ABCと△A₁BC₁の相似比が3:2であることがわかるにゃ。

これでオシマイじゃ〜ない。

本題は、これからだにゃ。

本題 図のように、∠C=90°BC=2CA=1の直角三角形内に正方形S₁S₂S₃、・・・が際限なく並んでいる。


kimagure-03.jpg

このとき、

  

の値を求めよ。

【解】

問題から正方形S₁と正方形S₂の相似比が2/3であることがわかる。

だから、相似な図形の面積比は相似比の2乗だから

  

である。

同様に、

  

つまり、S₁S₂S₃、・・・という数列は初項S₁で公比4/9<1の等比級数。

よって、

  

(解答終わり)


初項a、公比rの数列の一般項は

  

で、





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