第8回 問題演習 [ネコ騙し数学]
第8回 問題演習
問題1 次の図のxをa、b、cを用いてあらわせ。
【解】
外角定理より
問題2 線分AB上に点Cをとり、正三角形ACD、CDEをかき、AとE、BとDを結ぶ。
△ACE≡△DCBであることを証明せよ。AC=DC
CE=CB
∠ACE=∠DCB (∵ ∠ACE=∠ACD+∠DCE=∠DCE+∠CBE=∠DCB)よって、
△ACE≡△DCBちなみに、△ACDと△CDEは正三角形なので、∠ACD=∠CBE=60°
問題3
平行四辺形辺BCの延長上の点をEとし、∠DCEと∠CDEの二等分線が辺ADまたはその延長上で交わるてんをそれぞれF、Gとする。DF=DGであることを証明せよ。仮定より、
∠BCF=∠FCD
また、BCとADは平行なので∠DFC=∠BCF=∠FCD
よって、△DFCは二等辺三角形でDF=DC ①
同様に、∠DCG=∠CGD
よって、DC=DG ②
①、②よりDF=DG
問題4
AB=ACである二等辺三角形ABCで、AC上に点をとると、AD=DB=BCであった。(1) BDは∠Bの二等分線であることを証明せよ。
(2) ∠Aの大きさを求めよ。(1) a=∠Aとする。
AD=DBなので△DBAは二等辺三角形で、
∠DBA=∠A=a外角定理より
∠CDB=2aまた、DB=DCなので
∠C=∠CDB=2aさらに、AB=ACなので
∠B=∠C=2aよって、BDは∠Bの二等分線である。
(2) ∠A+∠B+∠C=a+2a+2a=5a=180°
よって、∠A=a=36°
問題5
平行四辺形ABCDの∠Dの二等分線と辺AB、BCまたはその延長との交点E、Fとする。(2) AE=BCであることを示せ。
【解】
(1) AEとDCは平行であり、錯角は等しいから平行四辺形の対角は等しいので
∠ABC=∠D=60°
(2) ∠E=∠ADE
よってAE=AD=BC
問題はここまでなのですが、これで終ったら、ちょっとつまらないな。
(3) AD=9、FC=6のとき、ABの長さを求めよ。
答えは6だにゃ。
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