関数の極限の復習2 [ネコ騙し数学]
関数の極限の復習2
定理1
とすると
[証明]
(1) c=0のときはあきらか。
c≠0とすると、正数ε>0に対して
となる正数δが存在する。
したがって、
(2)
だから、正数ε>0に対して
となる正数δ₁、δ₂が存在する。
よって、
とすると、
(3)
だから、任意の正数ε'>0に対して適当な正数δをとると
すると、
だから
にとれば、
(4) まず
を証明する。
x→aのときf(x)→lだから、
にとると、
となる正数δが存在する。
このとき
よって
となり(A)が証明された。
そして、(3)と(A)より
(証明終)
2017-05-11 12:51
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