ワンポイントゼミ x=t²+1、y=2−t−t²のグラフならび・・・ [ネコ騙し数学]
ワンポイントゼミ x=t²+1、y=2−t−t²のグラフならび・・・
から
とし、tを消去すると
したがって、方程式x=t²+1、y=2−t−t²で与えられる曲線は、次の2つの曲線からなると考えることができる。
よって、この曲線とx軸で囲まれる面積Sは
t=x−1とおくと、
両辺を2乗すると
と、一つの方程式でこの曲線をあらわすことができる。
ここから先は読むな!!
この曲線の正体は、原点を中心に45°時計回りに回転させるとわかります。
1次変換の知識を使い、として、これを①に代入すると、
となり、この曲線の正体が放物線であることがわかる。
このとき、x軸はy=−xに写されるので、放物線
と直線y=−xで囲まれた面積と等しいことになる。
点A(2,0)、点B(5,0)の像A'、B'のx座標はそれぞれ2/√2、5/√2になるので、
放物線の定積分に関する次の公式
を用いると、と求められる。
ちなみに、点(x,y)を原点を中心に半時計回りにθ回転して得られる点(x',y')は、行列を用いて書くと
で、
この場合、反時計回りに45°だから
これから、A(2,0)、B(5,0)の像A'、B'のx座標は2/√2、5/√2となることが分かる。
あなた、読むなと言ったのに、読みましたね。
頭が呪われたにゃ!!
タグ:微分積分
2016-11-03 20:00
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